しつけできるとうさぎも人間もさらに幸せになれる

人間と同じでうさぎも子供の時は知能が発育していません。


 生後2週間目のアメファジ


子供の時はかわいいかわいいだけで過ごしてきたけど
いざ青年期になると主張するようになり手に負えなくなる、
こんなことがたくさんの家庭で起こっているのです。


 


しつけの基本的な考え方
●うさぎは生後4~5か月を過ぎ青年になると主張が出てくる
●うさぎの主張に合わせすぎない
●人間のルールを覚えてもらう
●うさぎには性格がありそれに合わせた付き合い方がある
●正しいハンドリングでうまく扱える
●正しくほめてしかる

うさぎ青年の主張
こどもから青年になるとさぎにも言いたいことが出てくる。
遊び場所が狭いもっと広げて
母さんはぼくのものだからにおい付けしよう
もっとおいしいものが欲しい
これは嫌いだからいらない
もっと長く遊ばせてほしい

ルールを覚えてもらう
場所のルール うさぎの遊び場スペースは一定の大きさに限定する
          人間のスペースとクロスしないようにする
                     遊び場=テリトリーはしつけが終わるまで限定しましょう



 

時間のルール まずごはんそれから遊び、その後ケアとスキンシップの時間
          自由に走れる時間は平日は1時間、休みは1時間半
食事のルール 朝は〇時、夜は〇時に食事をあげる
          ごはんの内容はラビットフード、牧草、葉野菜少々、サプリ
接し方のルール ケアとスキンシップの時間を作る--人間がうさぎをハンドリングするという考え方
           ケアの基本態勢はひっくりかえしだっこ


ひっくりかえしだっこが基本

           自由に好きなところを走り回ることはできないと教えましょう
           この時間があると不調や病気を早めにチェックできるのです

性格を理解する
うさぎにはそれぞれ性格がある
これを理解するとさらにしあわせになれる

【うさぎの性格分類】
天才タイプ
自分の考え方が明確で人間とのつきあい方も知っている。
あまり人間に構われるのは好きじゃない。
自分で考えた生き方をする。
好き嫌いははっきりと言う。
そのうち人間語がしゃべれるようになると思っている。
人間とうまくつきあう“アルファ”君

陽気なイタリアーノタイプ
人間も他の動物もみんな好き。
仲間といるのが楽しい。
明るく楽しく毎日を過ごしたい。
与えられた環境に進んで順応する。
椅子を越えて机に乗って友達のところに遊びに行った“こうめい”君

野生タイプ
考えるのは得意じゃない。
人間とべたべたするのは違うと考えている。
自分が思うままに生きたい。
食べたいときに食べて寝たいときに寝る。
あまり人間と合わせるのは好きじゃない。

内弁慶タイプ
家の中では強いが外に出ると臆病。
人間に撫でられるのは好きだけど命令されるのは嫌い。
食べ物の好みがうるさい。
だっこされるのは嫌い
主張が多い
しつけされるのは嫌い。
屋台で買った“しろまる” 超自分勝手なうさぎ

おたくのうさぎさんはどのタイプかな。

よく話をする
いいこと、いけないこと。
よかったら声に出して褒めてあげる。
いけないことをしたらしっかりとしかる。
これからご飯だよ。遊びは何時からだよ。夜11時になったら寝ようね。
8時になったら仕事に行ってくるからね。
こういうことを言葉で伝えるとうさぎは少しずつ理解していきます。

正しいハンドリング
うさぎの安定ポーズは両手足をしっかりと地面につけた状態。
逆に不安定なポーズはひっくり返し。
つまりひっくり返しされるということは何もできないという状態なのです。
人間にとってみれば、このひっくり返し抱っこは
ケアや体調チェックに適した状態なのです。
正しいハンドリングはまずひっくり返し抱っこから。

正しくほめるしかる
うさぎはただ大声で怒鳴ってもわからない。
ルールを覚えてもらってしつけがでつきあい方がわかってくる。
この時点で人間が言いたいことが少し理解できるようになる。
ここでようやくしかることやほめることが理解されるのです。
しかるときはちゃんと目を見て話しましょう。
ほめるときは少し大げさに声に出してほめてあげましょう。